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トヨタ式未然防止手法GD3―いかに問題を未然に防ぐか

トヨタ式未然防止手法GD3―いかに問題を未然に防ぐか

吉村 達彦(著)

トヨタ式未然防止手法GD3―いかに問題を未然に防ぐか

定価: ¥ 2,520
販売価格: ¥ 2,520
人気ランキング: 68409位
おすすめ度:
発売日: 2002-09
発売元: 日科技連出版社


当たり前のことを、徹底的に愚直にやり抜くこと
トヨタで信頼性責任者を務めた著者による、問題を未然に防止するための哲学・方法論。
高い目標を掲げ、Plan Do Checkのサイクルを徹底的に早く回すこと。
そのために、問題点が目に見えるようすることと、切羽詰り集中して・客観的に見て・良いイメージを持ってあきらめないことが大切という。
人格が変わるほど「徹底的に」・「早く」行うという点に、トヨタならではの凄みを感じる。全社員がこういった姿勢を持つような文化は、一朝一夕には形成されないのだろう。
技法としては、FMEAやDRという既存の手法を生かし、これらが形骸化し、管理のための管理となってしまわないよう努めている。
特に真新しいことが書かれているわけではないが、当たり前のことをきっちりやることの力が感じられる。
信頼性評価という、誉められることは少なく、見逃せば大いに責められる仕事の悩みから、問題点を発見するというポジティブな捉え方への転換がベースにある。
ただ、既存製品の改良・改善開発には向いているが、本当に新しいものを開発する際にどうするか、という疑問はある。
それでも、トヨタは個性・独創性が劣るのではと問われ、「トヨタの個性は品質だ」、と答えるトップ同様、著者にブレは無い。

大変参考になった
 どうやってトラブルを未然に防ぐかということで購入した。
 全般としては、平易な言葉で書かれて分かりやすく理解しやすかった。
 しかし、”トヨタ式”と有るように自動車といった既存製品の中から新製品の開発を行う場合には大変有益だと思うが、例えば”歩くしか無かった時代にいきなり自動車を発明した”というような世界でも初めての概念を用いた開発の時にはどう未然防止出来るのだろう?

全ての頁がうなずける
この本は、
①著者が経験し品質(および経営)に関しての考えを述べている部分と、
②GD3法に関する手法の使い方の部分
に大きく分けられて書かれていると思います。
手法に関しては、当然本を読めば分かりますが、大事なのは、手法の開発や使用に至るまでの考え方であることをつくづく認識しました。
品質に関して高いマインドを持つ、または持たせるための良書と考えます。

■トヨタ自動車の歩

トヨタ自動車の創業者『豊田喜一郎』氏は1894 年(明治 27 年)に生まれました。

自動織機の発明家として歴史に名を残す『豊田佐吉』氏の「研究と創造」の精神を受け継いだ息子の『喜一郎』氏は、当時の日本ではまだ未知の分野であった自動車づくりに生涯をかけました。

そして苦心の末、1935 年(昭和 10 年)に 「A1」型試作車を完成させました。

かくしてトヨタ自動車の歴史はこのようにして始まりました。

そして、1999 年(平成 11 年)10 月、トヨタ自動車は、国内生産累計1 億台を達成しました。

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