考えるトヨタの現場
「考えるトヨタの現場」を読んで
先生の本を読むきっかけになったのは、「トークス1月号」を聞いた事でした。
それは、私の実家の近所の「ものつくり大学の先生」、「トヨタでの現場畑を歩んだ方」という事で、非常に興味を持ちました。
一度、2年前位に学園祭で大学内にお邪魔した事もあり、その時、実習棟での>木材加工やカヌー?の展示、ファナックのロボットの実習風景などを見学し、今回、ものつくり大学の先生の書を読んで ”ものづくり”の重要性・必要性を感じました。
特に、書の中で、印象に残った事(なるほど!!腑に落ちた事)は 第5章「改善」とは何か?の項目で、 「ワイン」と「日本酒」を引用した欧米と日本の品質管理の違いでした。
いかに”現場重視”であるか、品質は、現場で作り込んでいくかが、的確に理解できました。
実は、弊社も数年前から「後補充生産方式」で進めていますが、正直、弊社の場合も現状は、本の中に書かれている様に、形だけ「トヨタ生産方式」という感じです。
はやり、作業担当者ひとりひとりまで、その意識が浸透する必要が有ると強く感じています。
私の場合、直接、「後補充生産方式」のスタッフとしては、加わっていませんが、現場に発生するトラブルやそこから発生する「カイゼン」などを 作業担当者や現場スタッフと一緒に取り組んでいますが、ここでも正直、うまくいっていません。 「生産優先」、「改善は、自分達の仕事では無い」という意識が 強く働いています。
それでも、私は、現場担当者と協力しあってこそ、よい「製品」が出来ると思っています。
今後共、その雰囲気を変えて、ひとりひとりの哲学となる様に、頑張っていきます。
今回、先生の書を通して、勇気づけられました。
トヨタ方式は人を生かす智恵(考え方)の実践にある!
トヨタ方式がつくられていく過程を実際の現場で体験された者にしか書けない、臨場感あふれる表現で書いていて、トヨタの企業文化のすごさに感服した。一例を挙げると、“「改善」」とは、社員の自己実現であるという考え方”にすごさがある、人が育っていくしくみを考えることが大切さにされていることがよくわかる。「従業員を大切にする」という美辞麗句になりがちな言葉を、トヨタでは智恵をしぼって日々実践してきたのだということがよくわかった。また、そういった一つひとつの「ものの見方・考え方」が大切で、私のような生産現場ではいない読者でも、自分の職場や仕事のしかたをトヨタ方式と比べ振り返って見つめ直したいと思わせる本であった。
■トヨタ自動車の歩
トヨタ自動車の創業者『豊田喜一郎』氏は1894 年(明治 27 年)に生まれました。
自動織機の発明家として歴史に名を残す『豊田佐吉』氏の「研究と創造」の精神を受け継いだ息子の『喜一郎』氏は、当時の日本ではまだ未知の分野であった自動車づくりに生涯をかけました。
そして苦心の末、1935 年(昭和 10 年)に 「A1」型試作車を完成させました。
かくしてトヨタ自動車の歴史はこのようにして始まりました。
そして、1999 年(平成 11 年)10 月、トヨタ自動車は、国内生産累計1 億台を達成しました。
<<<トヨタ・マークII/チェイサー/クレスタ (No.3)
トヨタのCSR戦略―世界から尊敬される企業の経営>>>
[ トヨタ自動車関連書籍 ]

